結石体質なみるくの食事が療法食Onlyになってから、もう一年以上になる。
切り替え時期は大変だった...というわけでもない。
顔は怖いが素直なみるく。
夕食はウェットタイプなのだが、みるくだけはカリカリ。
「また~?」「これは嫌なの」「もう飽きたの」ひとしきりピーピー文句を言ってから、パリポリパリポリ食べていた。
顔は怖いが控えめなみるく。
朝は全にゃんカリカリ。他にゃんの食べ残した皿に、こっそり忍び寄って頭を突っ込もうともするのだが、私たちが顔を向けただけでストップ、しょんぼりしてた。
ずっと療法食ばかりというのもかわいそうだとは思うのだが、また手術というのも避けたい。
「みるくたん、ごめんね」と頭を撫でると、見上げて「ぴー!」
「また入院は嫌でしょ?」と頭を撫でると、力一杯「ぴー!」
そんな日々が続いていたのだが。
秋ぐらいからだったろうか。パリポリという音に、誰?と振り向くと、みるく。
「みるくっ!」と声をかけたらストップ。
「みるくっ!」と声をかけても、二口三口パリポリパリポリ食べてからストップ。
「みるくっ!」と声をかけても、こちらを見もせずパリポリパリポリ続行。立ち上がりかけると「ピー」と鳴いて逃げていく。
「みるくっ!」と声をかけても、立ち上がっても、取り上げられるまでパリポリっていうふうに、事態が悪化してきた。
先日の夕食なんて
「みるくっ!ダメっ!」
当初の配置は奥の皿がらら。左がかりんで右のカリカリがみるくだった。
みるくがららに近づいたかと思うと、おもむろにららのお皿に頭を突っ込み、仲良くふたりでムチャムチャ食べ始めた。
ららも食べにくいわと思っていたのか、ちょうど二次会に向かったかりん(手前の黒い物体)の皿が空いたのに気づいて、じゃあこっちと。
「みるくっ、だめでしょっ!」
「かりんもふらふらしてないでちゃんと食べなさいっ! またなくなっちゃうよ」と皿を取り替えたのだが。
みるく「おかあさん、私こっちがいいの」
らら「しょうがないわね~。でもラッキー、このカリカリ結構イケるのよね~」
「らら~っ、何やってんの!」とお皿を再チェンジ。
みるく「かりんちゃんは、いいな~」
このあとみるくは、ちょっとばかりグチってましたが、しばらくしたら戻ってきて自分用のをパリポリ食べていました。
みるくが、みんとのように他にゃんが食べているお皿に頭を突っ込んでいくなんて見たことなかったので、かなり驚いてしまいました。
みなにゃんがファンヒータ前に集合していたところに、そのままお皿を置いちゃったので、至近距離で繰り広げられる光景に思わず...だったのかもしれません。
みんとさえ離れていれば大丈夫という思い込みがまずかったようです。
幸いにも、その後みるくのみんと化現象は見られないようです。
と言っても、カリカリ注意報は常時発令中です。
最近のコメント