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2009年6月

2009.06.14

取られる猫

ふと気づくと、日向ぼっこ中の お饅頭 猫が、白から黒に変わっていた。

場当たり的に直射日光下に寝転がるかりんは、熱吸収率が最大の黒。
快適な寝場所を確保するのがうまいみるくは、熱吸収率が最小の白。

また、みるくがかりんに寝場所を取られたようだ。

みるく、かりん
かりん「そこ、どいて」

みるく、かりん
みるく「いやよ」

みるく、かりん
かりん「そこ、どいて」

みるく
みるく「もう!覚えてなさいよ」

顔に似合わず性格がおとなしいみるくは、いつも譲ってばかりです。
でも、ときどきですが、ズドドドド。かりんを追いかけ回している姿も見かけます。
そんなときは、ついつい、みるくに声援を送りたくなってしまうのです。

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2009.06.11

受難な猫

前々から不思議に思っていることが一つある。
くしゃみしたときの、みなにゃんの反応だ。

私のときは、みなにゃん寝てても起きてても近くても遠くても、たいてい無反応。
私に寄り添ってたりするときに、「動かないでよ」と迷惑そうな顔で睨まれることがあるくらいだ。

それが、うちの奥さんのくしゃみの場合は。
近くのみなにゃん。まるで短距離走の号砲を聞いた選手のように、脱兎のごとく飛び出していく。
遠くのみなにゃん、爆睡していたみなにゃん。文字通り飛び上がってから、首を伸ばしてきょろきょろ。

悪いことに、くしゃみは一発で終わらないこともある。
一発目で覚醒したところに二発目がくると、全にゃん大暴走。

更に、連発くしゃみだったら、もう悲劇だ。
止まらないくしゃみ。
逃げ惑うみなにゃん。
混沌、大惨事、阿鼻叫喚の巷と化す。

ぱせり
「びっくりしたな~、もう!」

なぜなんでしょう。
音? もちろん私のほうが大きいはずだし、遠くで僅かに聞こえるくらいでも反応してます。
音色?音階? 私と似たり寄ったり、いたって普通だと思うのですが。
まさか、うちの奥さん、くしゃみと一緒に、ギャオスのように口から“超音波メス”を発しているとか(笑)

なんだかわかりませんが、とりあえず、うちの奥さんのくしゃみが、みなにゃんにとって破壊的なのは間違いないようです(^^;)

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2009.06.09

惜しかった猫

以前、ゆずがぱせりに 技をかけて 整体している記事で、「私の肩こりも…」とコメント頂いた。
残念ながら、現在、ゆずはうちの奥さんの鋼鉄のような肩に専念しているようだ。私も昔から協力はしているのだが、肩がほぐれるのは、いつになるかも皆目見当が付かない状況だ。

先日のコメント欄での状況確認(笑)の際、ふと見ると、いつでものほほんな、みんとがいるじゃないか。
ご飯タイムと睡眠タイム以外は暇そうに見えるみんとは?と

本にゃんの意向は?と、みんとを探したら、既に発送準備中だった(笑)

みんと
みっちり箱詰め

しかし、ちょっとだけ惜しかった。みんと。

みんと

高さが…
これでは、蓋がしまらない(^^;)

みんと
「それじゃ、痩せるのを寝て待つんだにゃ」

というわけで、さじったさん、とほうもない時間がかかりそうです(笑)

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2009.06.07

好都合な猫

二階でキーボード叩いていると、「遊んでください」とやってくるゆず。
うわの空で相手してたり、あまりかまってあげられなかったりすると、以前はいつの間にかいなくなっていた。

らら、ゆず

でも、ゆずも小ちゃな頭で学習しているらしい。
最近は、私の膝に手をかけてくる。
おぉっ!?と思って体勢を整えると、そのまま膝の上に乗ってくる。

膝の上。私に正対してなにやら訴えたり、肩に両手をかけて伸び上がってきたり、忙しい。

さんざんかまってもらい、気が済んだらぐるぐる回りはじめる。納得するポジションが決まったら毛繕い。ゆずの毛繕いはダイナミックなので、落っこちないよう片手で背中を支えてなければならない。
そして、次第に静かになり、そうして、静かに眠りに落ちる。

温もりが気持ちいい。
柔らかさが気持ちいい。
微かな寝息も気持ちいい。

最初の頃は「また乗って欲しい」と、それはそれは気を遣った。
今では欲が出てきて「是非、定着して欲しい」と、それはそれは、いたれりつくせり。

ゆず、みんと

ただ、ひとつ問題がある。
私が座っているのは、バランスチェアというお尻と膝で身体を支える椅子。
普通に座ると膝は30度の角度で前方に落ち込むので、ゆず転落、または爪で必死にしがみついて痛タタッ!で、ゆずも私もうれしくない。

それで、体勢を整える、つまり、私がつま先立ちのようになって膝を床と平行にし続ける必要があるのだ。

つま先立ち。膝の上にはゆず5kg(たぶん)。
次第にふくらはぎが硬直化。
時間がたつにつれ、プルプルと震えそうになる私の足を叱咤激励。

そんな状態では、考え事もまとまらない。何のためにPC前にいるのかもわからない。
ある意味、一種の苦行かもしれない。
でも、それも、すべて、猫膝という快楽を得るために必要な…(違)

軟弱な下半身が耐えきれずに震えがきたりすると「居心地が悪くなりました」と、ふいと消えてしまうゆず。
「あ~、残念」と思う気持ちはもちろんですが、正直「は~、ようやく」という気持ちもあるのが心を責め苛みます。

現在の最長不倒記録は45分間。
ゆずの膝定着化、記録更新、私の心の安定のためには、強靱な下半身への肉体改造が急務です。
それには、以前から欲し~な~と言ってる休日用の自転車がベストではないでしょうか。

さっそく、うちの家計を握っているうちの奥さんに相談です。
これまでも、猫のためなら緩みがちな財布に期待しているのは言うまでもありません。

ゆず

かくかくしかじか…

「まともな椅子に替えたら?」

おぉ、目から鱗が(笑)

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