大食漢のみんとは、お腹が空くと「お腹空いたんだにゃ~」「なんか頂戴にゃ~」「ぺっこぺこだにゃ~」「死んじゃうかもしれないんだにゃ~」と騒ぎ出す。
いかにも悲しそうな声なのだが、私は、「みんとは一週間くらい食べなくても大丈夫でしょ!」と言って、あ・げ・な・い。
少しでも気をそらそうと頭を撫でたり身体をわしわししたりもするが、一番効果があるのは、うちの奥さんの抱っこ。
「うぎゅ~~~」「ぷぎゅ~~~」と悲しそうに鳴きながらも、次第に落ち着いてくる。
しかし、おとなしくなった?と安心するのはまだ早い。
たいてい背後にスタンバイしてるからだ。
そんなとき、何か飲み物でもと立ち上がろうものなら、瞳がきらりん。
人の足下に絡まりながら鳴く。ご飯台(?)の上に飛び乗って鳴く。
鳴き声のテンションが上がる。鳴き声のピッチも上がる。
あぁぁ、うるさい(笑)
そんなこんなの時間を過ごし、ようやくのお食事タイム。
待たされていたみんともピークを迎える。
「もうすぐご飯だにゃ!ご飯だにゃ!ご飯だにゃ!ご飯だにゃ!ご飯だにゃ!」
みなにゃんが集合し始めたキッチンを中心に、部屋中を落ち着かない様子で歩き回る。
猫缶をお皿にとりわけ始めた頃には、興奮のるつぼ、理性喪失、自我崩壊(^^;;;
普段のみんと。みなにゃんの側を通るときには、立ち止まって挨拶というか、顔を舐め合ったりしている。
そんなほんわかな光景を私達も楽しんでいるのだが、食事前のみんとは違う。
すれ違うみなにゃんに片っ端から猫パンチ。正面からだと顔。横からだと頭。後ろから追い抜きざま、肩を組もうとしているのかと思ったら、これも後頭部への猫パンチ。
普段の、のほほんみんととは猫格(にゃんかく)が違う。とても同じみんととは思えない。
そういえば、普段のみんとの猫パンチは超スローモーなんだが、このときだけは3倍速い(それでも、みなにゃんよりは3倍遅いが)
「やんのか、こら、だにゃ」
「えいえいえいっ~!だにゃ」
ほとんど空振りで接触がないんですが、まれに事故(鼻柱に赤い線が引かれてる)もあるので、あまりよろしくはないです。
落ち着いて写真を撮りたいんですが、ファインダー越しに、ついつい「これは事故るか?!」「止めるべきか?!」に意識がいってしまって、シャッターを忘れたり、ブレたりで、いまだにまともな写真がありません。
ひょっとすると、食事準備中のこの行動は「残り物は僕が回収するんだから、そこんとこよろしく!」とかって 脅迫 挨拶してるのか、なんて思ってます(笑)
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いろいろとやることがあって、すっかり間が空いてしまいました。
迫り来る納期を、思わず突き飛ばしたら一ヶ月ほど後ずさってくれました(笑…いごとではない(^^;))が、まだ予断を許さずで。
ゆずの「抱っこしてくださ~い」も短縮バージョンで対応していたら、膝の上に乗ってくるようになりました。う~ん、うれしいけど、気が散ってしまいます(^_^)
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