サマータイムな猫
ふぇ~ず1
バァリバァリバァリバァリバァリ
(うぅ~ん、眠いなぁ。また、絨毯で爪を研いでるのか)
ボォリボォリボォリボォリボォリ
(今後はラグか)
ふぇ~ず2
バリバリバリバリバリッ!!
(あぁ~、シーツがぁ)
ブチブチブチブチブチッ!!
(枕カバーが~)
いくら眠かろうが、このあたりで諦めて起きなければならない。
なぜなら、次は本体への攻撃が始まるからだ。
ふぇ~ず3
スーッスーッスーッスーッ
(なんだか気持ちいいぞぉ~。髪の毛をとかしてくれてるのか)
サワッ、サワッ、サワッ
(おぉ、額に頬に瞼に、ベルベットのような感触。猫の手の先ってなんて気持ちいいんだろう)
あまりの気持ちよさにウトウトしてしまうと
ふぇ~ず4
ピッ!!
(!!何▼事★ぉ%ぉ×ぉ&ぉ#ぉ$ぉ■!!)
鋭くとがった爪一本。
私の鼻の穴、内側の入り口近く。
そっとそっと引っかけて・・・
手前に引くっ。ピッ!って(笑)
幸い、流血も傷も全くない。
ただ、あの“ピッ”の衝撃は全身を駆け抜け、反射的に飛び起きてしまう。
起き上がった私の顔を見つめた後、フラフラと立ち上がる私を先導するように、弾むような足取りで食卓(みなにゃん専用)に向かう影ひとつ。
犯にゃん
まだ静かな朝に、カリカリが皿に出される音が響く。
そして、部屋のあちこちから、伸びや欠伸しながら出てくるみなにゃん。
これが毎朝のうちの儀式。
ちなみに、この儀式。
当初は“目覚ましを止めた私が二度寝したとき”に発動していたので「ありがとうって言わなきゃいけないのかなぁ」くらいに思っていたのですが・・・
そのうち“目覚ましの鳴る10分前”になり、3月には“目覚ましの鳴る1時間前”に。
今では“4:30頃”発動してます。
そんな儀式はいらないにゃ~ぁ(笑)
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