空腹な猫
ふと、背中に、深く突き刺さるような視線を感じて振り返った。
みんと「お腹空いたんだにゃ」
ぱせり「お腹空いた~」
ここは、いつもみなにゃんの猫缶を取り分けている台の上。
騒ぐでもなく、ただじっとこの上で静かに主張する。
「おなかすいた」
ここの上に乗ることが、全にゃん共通の「お腹空いた」の合図なのだ。
ふっと振り替えると、じっとただひたすらに見つめる眼。
近づくと頭をぐいぐい押しつけてくる。
「だ~め、ご飯まで待ちなさい」
視線の先には、うちの奥さん。
時々負けてしまうことがあるのは、この両目から“カリカリ出して光線”を浴びせられているせいかもしれない。
かりんも、お腹が空くとここで待つ。
ただ、ひたすら待っているみんとやぱせりと違い、かりんは待ち時間も有効に利用する。
つま先のお手入れ中(^^;)
こう見えても女の子。身だしなみには気を遣う?(^^;)
だけど、待てど暮らせど出てこないカリカリ。
待ちくたびれ、失意のかりん。
いいかげんに、諦めたら?
それとね、いつものことなんだけど、足はおろしていいんだよ(^^;)
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