まだそれほど大きくなかった頃は、私の後ろをピーピー鳴きながらついてきていたみるく。
もともと恐がりの引っ込み思案なところはあったが、いつの頃からか隠れ猫になってしまっていた。

来客があると逃げまどい、大きな音がすると潜り込む。そんなみるくの好みの寝場所はカーテンの影。
嫌がるみるくの爪なんか切ろうものなら、数日は逃げ込んで、食事とトイレ以外出てこなかったりするから、怪我したときなど、とっつかまえて薬を飲ませるのも大変。
それが、半年前くらいから変わってきた。
物音や来客を恐がるのは変わらない。
引っ込み思案で自己主張もしないとことも同じ。
けれども、なんだかフレンドリー。
“かまってほしい光線”を背中にビシバシ感じるのだ。
たとえば。
ふと振り返ると、ちょっと離れたところで正座しているみるく。
真っ直ぐにこちらを見つめる真剣な眼。
視線を合わせると、いきなり・・・

ころりん!
ふにゃ~ととろけるのは私(^_^)
この体勢のまま、じっと見つめながら待っているみるくに、声をかけながらゆっくり近づいてお腹をなでまわす。
「みるくっ」
「ぴー」
「かあいい」
「ぴー」
「みっくたん」
「ぴー」
「かわいっ!」
「ぴー」
至福のひととき。
もともと、みるくは比較的私の方に懐いていて、うちの奥さんが近づくと逃げることもあったり。
#私がどうしようもなく下手なので、爪や薬など嫌がることはうちの奥さんがやっているのが原因 m(. .)m
「みるくは○○(私のこと)の猫ね(悲)(怒)」なんて拗ねることさえあったうちの奥さんも「みるく、みるく」とメロメロです。

最近は、こんな姿ばかりみかけるようになってきました。
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