猫日記1:くーちゃん

2004.10.11

黒猫振興会な猫

先日、丸いクッションを4つ増設した。別にららっ子のにゃん数に合わせたわけではないのだが、真っ先に当然のように乗っかって、身体を舐めたり、寝たりしている。

みんと-この白いのも僕のにゃ!
みんと

このみんとが乗っているクッション。誰も乗っていないときに暗がりで目の隅に映ると「くーちゃん!!」思わず顔を向け、そして苦笑い。
くーちゃんは、よくクッション形態で寝ていたので、黒くて丸くて厚みのあるものを見るとついつい。

くーちゃん-この上に座っちゃダメですよ(^^;)
くーちゃん
#これは以前にTOKIKOさんち(GALLERY)のDANGO CLUBにも載せて頂いてます(^o^)

くーちゃんと長く暮らして「黒猫は素晴らしい」というのが持論なのだが、いろいろな黒猫さんたちを見て「黒猫最高!」と確信した。
そして、今も足元を走り回るうちの猫たちを見て、ますますその想いは強まったりしちゃったりする(^^;)
#うちの黒猫はくーちゃんだけ(笑)

そんな私の目に飛び込んできたのが
黒猫振興会(blackcatclub)
猫にご飯のnoirさんが会長、Life in San Franciscoのmatthewさんが副会長。黒猫たち。のはたぼー。さんも既に会員になられている。

うちのくーちゃん、虹の橋在住だしなぁ~と迷っていたのだが、

会員資格は、黒猫をこよなく愛していることのみ。
任務は、各地で黒猫がどんなにかわいいか吹聴してまわり、
黒猫のイメージアップに貢献することです。

資格はこれ以上ないってくらい満たしているし、任務は昔から遂行していた(^_^)

いまだにくーちゃんのことを書こうとすると涙と鼻水が止まらなくなる私なので、まだしばらくは任務遂行率が悪いかもしれない。
でも、このうえなく黒猫を愛しているし、またいつの日か黒猫と暮らすことを夢見てるし、折りしも今日はくーちゃんの月命日。うん、末席にでも加えてもらおう。

参加表明するね。大好きなくーちゃん。

くーちゃん-「は~い」
くーちゃん

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2004.07.11

挨拶する猫

今日は11日。くーちゃんの月命日。あれから半年。まだ慣れない。ときどき無性に寂しくなる。
いまだに玄関開けたとき、「おかえりなさい」してくれる黒い毛玉を探してしまうことがある。
いまだに外出するときに、「いってらっしゃい」してくれるくーちゃんが来るのを待ってしまうこともある。

ときどき思う。
私の目には見えなくなったけれど、いまでもくーちゃんはお見送り、お出迎えしてくれているんじゃないかと。

だから、いつも欠かさない。いや、欠かせない。
「おはよう。くーちゃん」
「行ってくるね。くーちゃん」
「ただいま。くーちゃん」
「おやすみ。くーちゃん」

2002.6.30-くーちゃん-おいで、抱っこさせて
c0206073.jpg

くーちゃんとのうれしい楽しい想い出はたくさんいっぱい。いつまでも色褪せない。
くーちゃんがいなければべるやらら一家との出逢いもなかったと思う。
べるやらら一家の想い出もたくさん。これからも増えていく想い出がとても楽しみ。猫が好き。くーちゃんが大好き。
ありがとう、くーちゃん。

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2004.05.09

表紙モデルな猫

ステキな猫舌でちまたの注目を集めているファッション雑誌「にゃアン・にゃアン」
その最新号でうちの猫たちが特集、というか、まるごと1冊ねこにゃ!のようです。
なんと、表紙にまで採用されました。

にゃアン・にゃアン Vol.8
 誌名:にゃアン・にゃアン Vol.8
 発行:from shun

そして、表紙モデにゃんたちはというと

くーちゃんはいつものように穏やかに笑みを浮かべてます。
べるは恥ずかしいのか押入れにこもってしまいました。
かりんはというと・・・
「あたしってカ・リ・ス・マ? これってそういうことよね?」かなり増長しているかもしれません。いつもはこたつの隅で寝ているのに、今はど真ん中でお腹見せて寝ていますから(^^;)
#あまり天狗にならないように、こたつのスイッチ入れときましたので、もうすぐ出てきてひっくり返ると思います(^^;)

shunさん、ありがとうございます~。うれしくてうれしくて(^0^)
ほんとに本屋やamazonにあったら、いっぱい買っちゃいます。

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2004.05.08

はみ舌な猫

猫舌祭りに参加したくてもう半月ほど狙っているのだが、らら一家は「一度口に入れたものは絶対出さないにゃん」なためか、舌出し写真がなかなか撮れない。
身体舐めてる舌写真はそれなりにあるのだが、どれも写りがあまり良くない。

そういえば昔撮った写真に「口からひょこっとはみ出した猫舌」があったな~と探してみたら、以前の記事でも“はみ舌”を使っていた。
あかんべーかりん、巻き舌べる、そして、くーちゃんだ。

うちの“はみ舌”マスターはくーちゃん。
寝ているとき、よく口から舌がチロッっと見えていた。黒い口元、黒い唇(黒パッキンと言う)に鮮やかなピンクの取り合わせがとてもきれい。「くーちゃん、舌出てるよ、渇いちゃうよ」ってツンツンすると、うにゃうにゃ言いながら引っ込む。

爆睡中のくーちゃん。たまに、渇ききってガビガビになった舌がでろんとはみ出していることも。そんなときはツンツン程度じゃ引っ込まないし、揺り動かしても起きてくれない。舌は大丈夫?と、熟考の末、口をこじ開けて舌を押し込もうとしたり(^^;)

くーちゃん-2003.2.15-温厚で優しくて知的で暖かくて柔らかくてまったりと重くてされるがままで甘えん坊で寂しがり屋でかけがえのない最高な猫
くーちゃん

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2004.02.11

仰向け抱っこができる猫

我が家の猫のうち抱っこさせてくれるのは“くーちゃん”だけ。
「されるがまま猫」のくーちゃんはいつでもどこでも好きなだけ抱っこさせてくれる。

仰向けの抱っこだと、全身の力を抜いてくたくたのぬいぐるみと化す。
そしてしばらくすると身体の掃除。抱かれたまま起き上がったりひねったり忙しい。
ひととおり掃除したら、そのまま腕の中でおやすみ。
安心しきって抱かれ寝ている様を見ると、愛おしさが込み上げてくる。
腕が疲れなきゃいいのに、ずっと抱いていられるのにと思ってしまう。

1992年-くーちゃん-まだ抱き方がぎこちない私
くーちゃん

ぴっとりとくっついたくーちゃんの温かさが消えて一ヶ月が過ぎた。
抱き方が下手な私に抱かれる猫はもういない。

2004年1月11日 16時30分 くーちゃん永眠。享年15歳。

そして今日は月命日。大好きな牛乳もたっぷり。

くーちゃん-お掃除中
くーちゃん

頭ではわかっているけど、心が認めたくなかった。7→6匹って修正したくなかった。とりあえず1ヶ月はこのままでいようと。
くーちゃんの記事が少ない。この1ヶ月、書こうとしたけどどうしても書けなかった。
ごめんねくーちゃん。もっと落ち着いたら思い出を記せると思う。

くーちゃん
くーちゃん

くーちゃん。NON@ねころぐさんちのハイシー君もくーちゃんのとこに行ったんだって。
くーちゃんと同じ、温厚で優しい猫さんだから会ったら仲良く遊んでね。
くーちゃん。くーちゃんの写真はもう増えないけれど、黒猫さんの写真いっぱいみつけたよ。くーちゃんに良く似た猫もね。
でも、会いたいな。今後会ったら、いっぱいいっぱいいっぱい遊ぼうね。くーちゃん。

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2004.01.11

温厚な猫

猫はかわいいけど引っかかれるからな・・・
猫と暮らしたことのなかった私は、気まぐれで自分勝手、そんな言葉を信じていた。
違うと教えてくれたのがくーちゃん。

くーちゃん

くーちゃんも引越しのときに置き去りにされた猫とのことで、半年位ノラ生活していたらしい。人懐っこい性格で、うちにいつくようになってからも、何軒か遊びに行ってた模様。
#ある日、爪が切られていた(笑)
人ばかりでなく、猫にも穏やか。べるやらら一家の世話も良く焼いてくれて大助かり。

くーちゃんは引っかかない、かまない。どんなに激しく遊んで興奮しても大丈夫。
ときどき間違えて「かぷっ」といったときも、そのまま眼だけこちらをチラッと見て、ゆっくり口を開ける。もちろん傷一つない。そんな仕草も愛らしい。

くーちゃんは、私達が言っていることを理解しているんじゃないかという行動を良くとる。

食卓など、行ってはいけないとこを教えもしないのにわきまえてて食べ物にも手を出さずじっと待ってる。
#その後、べるがいろいろ開拓するもんだから、行ってはいけないところは減っていった(^^;)

妻と喧嘩。仲裁に飛んでくるのはくーちゃん。
妻も私も意地っ張り。くーちゃんがいなければ、今頃ここに妻はいなかったかもしれない。いくら感謝してもし足りない。

くーちゃん。ありがとうね。

くーちゃん&べる

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2003.12.28

出会い:くーちゃん

当時住んでいた賃貸マンションで、その黒猫を見かけるようになったのは寒い冬。
どことなく寂しげな佇まいと人懐っこさ、夜の寒さが気になって、気がつくと食べ物をあげるようになっていた。

「うちに連れてこようか。でも、飼っちゃいけないし・・・」
黒猫“くーちゃん”と名付けた妻も悩んでいた3月の朝、玄関を開けると座っていたくーちゃん。
見つからないようにしていたのに、とうとう見つけたのか。
訴えるように見上げる目。「おいでおいで」と手招きするとゆっくりとうちの中へ。

そのまま私は出社したが、「ご飯食べて、一眠りして、出て行った」そうだ。

それから・・・頻繁に訪れるくーちゃん。
「ご飯ちょうだい」
「ちょっと寝るね」
「ちょっと遊んで」
「もう一回寝るね」
滞在時間も次第に延びていき、5月連休の頃にはすっかりうちの子。1992年の春。

ひとつだけ困ったことが。
 深夜。あお~ん(散歩にいくから玄関開けて)
 深夜。あお~ん(帰ってきたよ。寒いから早く入れて)
妻はいつも寝不足。

1992-くーちゃん
くーちゃん

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